産後の骨盤矯正は、いつからできますか?
出産後3週間~4週間くらいは『床上げ』といわれ、母体(ママさん)の身体を回復させる時期です。個人差はありますが、おおよそ1ヶ月くらいで妊娠前の身体に戻ってくる方が多いです。
このため、産後すぐの骨盤矯正はオススメしません。とくに強い刺激を加えるような矯正は避けた方がよいでしょう。
結論としては、身体が元に戻り始めた1ヶ月~半年の間に行うのがよいでしょう。
自然分娩と帝王切開の場合、骨盤矯正をするタイミングは違いますか?
まず結論からお伝えすると、違います。
帝王切開は入院期間が自然分娩よりも長く、7~10日程度(自然分娩は4〜5日程度)なこことが一般的です。
お腹の傷口の状態もありますし、自然分娩よりも回復ペースはゆっくりになりますので、多少始める時期も遅くなります。基本は体力が戻って体調が良くなってから行うのがよいでしょう。
1回の矯正でよくなりますか?
産後の骨盤は歪みやすく戻りやすいので、理想としては、出産後1ヶ月経過してから。最初の3ヶ月は月に3〜4回。その後は徐々に間隔を開けていき、2週間に1回を残り2ヶ月。その後は、月に1回を繰り返すことがよいでしょう。
また、産後しばらくたってからの産後の骨盤矯正ですが、早く受けられることに越したことはないですが、出産後1、2年経っていても効果はありといったケースも少なくありません。
骨盤矯正がダイエットに効くときいたのですが
たしかに、骨盤の歪みによって内臓下垂となり、運動機能、基礎代謝が低下し、太りやすくなる原因となる場合もあります。
産後の骨盤矯正を続けることで、左右のウエストの位置が同じ高さになったり、ウェストやヒップが引き締まったという方も多いですが、歪みがなくなったことですべての方がやせるわけではありません。矯正だけでなく、食事や運動と合わせてケアすることをおすすめします。