- S.A.さん(42歳)
- 女性/会社員/世田谷区在住
お悩み:10年以上の頭痛
※ご本人の了解を得て掲載しています。
来院された経緯
20代の頃から慢性的な頭痛に悩み、整体やマッサージ、頭痛外来なども受診するが状況はあまり改善せず。食事も含めトータルに診断してくれそうなHPを見て来院。
- 特に生理の前後はひどく、最近は頭痛薬が手放せない。
- 痛みがひどい場合は、仕事を休むことも。
- 特に朝起きた時や月末で多忙な場合に発生しやすい。
問診のようす
眉間にシワがあり、とにかくつらい様子。
いろいろな整体院や病院を利用しても改善されないため、半信半疑のようす。
検査結果
初回の検査結果(8種類)は、つぎのとおり
筋硬度計の検査
首や肩甲骨周辺に極度な筋緊張あり
姿勢画像検査
骨盤の前傾・頭部の前傾がみられる
唾液検査
極度のストレス体質
血液データ解析
- たんぱく質:極端な不足傾向
- 鉄:極端な不足傾向
- ビタミンB群:不足傾向
※炭水化物が多めな食生活で朝食を抜きがち。
以上の検査結果を踏まえ、約5ヶ月間(3段階の施術)プランを提示し、了承をいただき治療スタート。
第1段階の施術
上半身(首や肩回り)のコリをほぐす施術を中心に行う
- 上半身中心にトリガーポイント療法で筋肉をゆるめる
- 首や肩回りのストレッチを3種類アドバイス
- デスクワーク時は、1時間に1回程度デスクから離れてもらう
- 来院頻度は週2回のペースで8回程度
第2段階の施術
第1段階終了後の再検査結果がよかったため、次のステップへ。
トリガーポイント療法と合わせ、姿勢と食事の指導を行う。
- 食事だけではたんぱく質不足解消が難しいと判断し、プロテインを飲んでもらう
- 朝食が食べられない場合でも、みそ汁を1杯のんでもらう
- 骨盤を意識した座り方の指導
- 来院頻度は、週に1回のペースで6回程度
第3段階の施術
ご本人の自覚症状的には、かなり改善してきているとのことで、次のステップへ。
- トリガーポイント療法は継続
- 関節の動きをよくする施術(関節の調整)
- 呼吸法の指導
- 減薬についての考え方をアドバイス
- 12時前の就寝を徹底
- 寝る前のスマホ禁止
- 来院頻度は2週間に1回のペースで5回程度。
現在の状況
現在は、月に1回のペースでメンテナンスで来院いただく。
- 多少頭痛が発生するが、比較的軽度でおさまる
- 仕事を休むことが少なくなった
- 朝の味噌汁を続けていて、調子がよい(身体が温かくなった気がする)