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- S.T.さん(51歳)
- 男性/会社員/世田谷区在住
右膝の痛み
来院された経緯
2年ほど前から、膝に違和感を覚える。
だんだんと症状が悪化し、病院を受診したところ『変形性膝関節症』と診断
初期の段階なので、痛み止めで様子を見るように
最近では、次のような症状も
- 椅子に座る時に違和感
- 長時間歩くと痛み
- 正座がキツイ
病院で痛み止め(強いもの)を処方されるが改善されず。
問診のようす
まだ日常生活は送れているが、痛みが強くなり歩けなくなる心配が強い。
検査結果
筋硬度計の検査
太ももやふくらはぎに強い筋緊張あり
姿勢画像検査
骨盤と身体の軸にゆがみあり
血液データ解析
たんぱく質、ビタミンB群、鉄の不足
唾液検査
極度のストレス体質
初期の施術
検査データをもとに、週2回ペースで8回、主に下半身を中心に筋肉を緩める施術を行う。
8回終了時点の再検査では、筋肉の硬さに変化あり。
体感的にも『座る時に楽になっている』とのこと
中期の施術
再検査の結果が良好だったため、週1回のペースへと間隔をあけていく。
姿勢の指導では、立ち方、座り方、歩き方を行う。栄養指導では、たんぱく質と鉄を意識した食事をとるようアドバイス。
最終段階の施術
日常生活での違和感は、ほとんど感じなくなったとのこと。
来院のペースは2~3週間に1回とし、積極的に歩いてもらうようアドバイス。
最後の検査でも、目標数値まで到達したので、メンテナンスへ移行。
メンテナンスの施術
月1回の来院ペースで、適時ようすを確認。
問題ない期間が続いている。今後は1年に1回の再検査を実施し、数字の確認を行うことに。