- T.S.さん(34歳)
- 女性/会社員/世田谷区在住
自律神経の不調
来院された経緯
30代になってから、さまざまな不調が出ている。具体的には以下のとおり
- 朝起きられない
- 生理不順
- 急に悲しくなる
- 慢性的な頭痛
いくつもの病院を受診するが、検査は異常なし。最終的に心療内科を紹介され受診し、自律神経失調症と診断される。
投薬とカウンセリングを半年ほど行うが、症状が改善せずネットで検索し来院。
問診のようす
不調を改善したいのはもちろんだが、薬以外の治療法で改善したい。自律神経専門の整体などに行くが、あまり症状は変わらず。自分でもいろいろと調べ、身体をほぐす以外のアプローチに興味を持ち来院する。
検査結果
筋硬度計の検査
首や肩甲骨周辺に強い筋緊張あり
姿勢画像検査
骨盤と身体の軸にゆがみあり
血液データ解析
たんぱく質、ビタミンB群、鉄・葉酸の不足
唾液検査
極度のストレス体質
初期の施術
検査データをもとに、週2回ペースで12回。
主に下半身を中心に筋肉を緩める施術を行う。10回終了時点の再検査では、特に上半身の筋肉はかなりほぐれた数値。
体感的には『呼吸が楽になってきた』そして『眠りが深くなった感じ』でもまだ朝起きるのはつらいとのこと。
中期の施術
再検査の結果が良好だったため、週1回のペースに。姿勢の指導では、立ち方、座り方、呼吸法を行う。
栄養指導では、たんぱく質と鉄、日常生活では軽めの運動を指導。
最終段階の施術
朝スッキリ起きれる日がでてきた。自分でもちょっと身体が変わってきている感じがするとのこと。
思考クセとして『〇〇せねば』という部分が強くあるので、就寝前に日記を書いてもらうようにする(気持ちを吐き出す)
来院のペースは2~3週間に1回とし、軽めの運動や好きな映画鑑賞を積極的に行ってもらうようアドバイス。
最後の検査でも、目標数値まで到達したので、メンテナンスへ移行。
メンテナンスの施術
月1回の来院ペースで、適時ようすを確認
問題ない期間が続いている
今後は1年に1回の再検査を実施し、数字の確認を行うことに