
腰痛と姿勢の関係とは?
あなたが腰痛になるのは、どんな時でしょうか?
- 長時間歩いた後
- 激しい運動の後
- 重たい荷物を持ったとき
たしかに、腰に大きな負荷がかかると腰痛になるケースは多いです。
しかし、原因は1つだけではありません。

整体師 高田 勝博
JACM認定カイロプラクター
デスクワークは重労働
あまり知られていない事実ですが、実は……
座っているのも重労働なのです
腰痛で来院される患者さんに、よくこんなお話をします。

姿勢や動作によって腰にかかる負担は異なります。
普通は、立っているときより座っている時の方が、腰にかかる負担が大きいのです。

えっ…… そうなんですか
そうした腰に負担がかかるいろいろな要因が、いくつも積み重なると
あなたの腰痛が慢性化してしまうのです。
日常生活のなかで腰にどれだけ負担をかけているか?
これを意識することが、腰痛改善には大切になります。
前かがみに要注意
腰に悪い姿勢とは?
こんな質問をされたら、あなたは答えられますか。
答えはズバリ。
身体の一か所に負担がかかりつづける姿勢です。
例えば長時間イスに座り続けること。
この姿勢は、上半身の体重を腰だけで支える状態なのです。
こう考えると、腰にかかる負担が大きいのもわかりますよね。
そして、もっとも負担をかける姿勢が『前かがみ』なのです。
慢性的な腰痛で悩む方は、前かがみになると痛いという方が多いです。
なぜ、前かがみは腰に悪いのか?
いくつか理由はありますが、一番大きな要因は
身体が斜めに傾くことで、約5㎏ある頭を含めた上半身をささえるから。
腰痛を繰り返すあなたには、座り続けたり、前かがみで作業する時間をできるだけ少なくするよう心がける。
これこそが、腰痛を繰り返さないポイントとなります。
