原因が特定できる腰痛とは?

4つの腰痛を徹底解説

腰痛は、大きく2つの種類に分かれます。

  • 特異的腰痛

    (原因が特定できるもの)

  • 非特異的腰痛

    (原因が特定できないもの)

この記事を書いている人
高田 勝博

整体師 高田 勝博

三軒茶屋あおば整体院 院長
JACM認定カイロプラクター

この記事では、原因が特定できる以下の腰痛について、くわしくお話します。

  1. 腰椎椎間板ヘルニア
  2. 腰部脊柱管狭窄症
  3. 腰椎分離症、腰椎すべり症
  4. 内臓の病気が原因の腰痛

原因が特定できない腰痛については、こちらを参考にしてください。

1|腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアは、腰椎の椎骨間のクッション材となる椎間板がはみだして、神経を圧迫する病気です。
次のような特徴・症状があります。

  • MRI検査を行う(レントゲンは骨しか映らないため)
  • 画像検査と神経外科学検査を合わせて診断される
  • 20代から40代の男性に多く発症
  • 腰の痛みにより、片側の下肢にかけてのシビレが発生
  • 自然に回復していくことも多い

2|腰部脊柱管狭窄症

脳からつながる重要な神経の通り道である脊柱管が狭くなり、腰部の馬尾神経を圧迫する病気。
次のような特徴・症状があります。

  • MRI検査や脊髄造影検査で病気を確定
  • 50~60代の骨がしっかりしている男性に多く発症
  • 腰痛や坐骨神経痛と呼ばれる下肢にかけての痛みやしびれが発生
  • 前かがみになると痛み、腰をそらすと痛みがやわらぐ
  • 代表的な症状が、間欠性跛行

3|腰椎分離症・腰椎すべり症

腰椎分離症は、腰椎の椎骨の一部が疲労骨折して分離してしまう病気です。
次のような特徴・症状があります。

  • 小中学生が腰痛を訴えた時は、この病気を疑う
  • 背骨がしっかりと出来上がってない成長期に多く発症
  • 初期の段階で、コルセットなどの装具治療し運動を控えると軽減
  • 中高年になると、すべり症を発症しやすい

腰椎すべり症は、分離した椎骨がさらに前方にずれてしまう病気です。
次のような特徴・症状があります。

  • 神経を圧迫して椎間板ヘルニア脊柱管狭窄症を発症することも
  • 椎骨の分離をともなわない腰椎すべり症もある
  • 椎間板が変形し、椎骨が徐々にずれていくことで発生

4|内臓の病気が原因の腰痛

腰の部分にはたくさんの内臓があります。そのため、内臓の病気が原因で腰痛を発症する場合もあります。

なかでも腰痛の原因になりやすいのが腎臓の病気。腎臓に異常がある時は、脇腹や腰に鈍い痛みや違和感が発生します。

それ以外に腰痛の原因となる内臓の病気には

  • 胆嚢炎
  • 虫垂炎
  • 膵炎

などがあります。

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