※こちらの記事は、ラジオ番組『大人の健康教室』の台本を掲載しています。
おはようございます、高田です。
今日も『大人の健康教室』に耳を傾けて頂き
本当にありがとうございます。
この放送は『朝が来るのが楽しみ』そんな人を増やしたい。
こんな想いを持った整体院の院長が、毎朝7時にお届けしています。
今日はレターで質問を頂いたので、こちらに回答していきたいと思います。
早速、質問のレターを読んでいきますね。
たかだ先生、こんばんは
いつもためになる配信をありがとうございます。
ずっとお尋ねしたかった質問なのですが。
私は、疲れが溜まったり、睡眠不足が続くと夜中や明け方に足がつります。
足の裏、ふくらはぎ、足の小指などです。
一方、私の周りの人には、昼間の起きている時間帯に、
脇腹や胸などがつる ということも聞きます。
身体がつるのは何故でしょうか?
また、つる時間帯に意味はあるのでしょうか?
お忙しいところ恐れ入ります。
急ぎではありませんので、、いつかご回答いただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
まずは、ご質問いただき、ありがとうございます。
そして、これから質問にお答えしていくのですが、いつもお話していることなのですが
今回いただいた情報を元に、回答させて頂くのですが
詳しい検査や実際に施術をして身体の状態を確認した訳ではないのであくまで頂いた情報の中での回答となります。
なので、100%正確か?と言うと、もしかしたらチョット違う部分もあるかもしれません。
その点を踏まえた上で、私の見解を参考にして頂ければと思います。
足がつる4つの原因
まず足がつる原因は、一般的に4つあります。
- 筋肉の疲労
- 電解質不足
- 水分不足(脱水)
- 冷え
※足がつる事として説明をしていますが、身体がつるのも基本的には同じ理由です。
この4つについて、もう少しくわしくお話していきますね。
筋肉の疲労
運動等により筋肉を使い過ぎると、疲労が溜まり
神経の流れと筋肉の動きがスムーズに連携できなくなります。
すると筋肉が緊張状態になり、収縮や痙攣を起こし、
足がつりやすくなるってしまいます。
電解質不足
筋肉の動きをコントロールする働きを持つ栄養素で代表的なものが
・マグネシウム
・カリウム
・ナトリウム など
これらのミネラル成分不足すると、筋肉が正常に機能できなくなります。
そして筋肉の異常収縮が起こり、足がつりやすくなります。
水分不足(脱水)
身体が脱水状態になると、筋肉が収縮状態のままになりやすく
その結果、足がつりやすくなります。
※薬の影響(利尿剤、胃薬、ステロイド剤など)により水分バランスが崩れる場合あり。
冷え
寒くて足が冷えると、筋肉が硬直して血行不良を起こしやすくなります。
すると、筋肉が収縮し、足がつりやすくなります。
そして、今回ご質問いただいている昼間の時間帯に身体がつる原因は
おそらく『水分不足』や『冷え』が原因ではないかなと思います。
通常は、寝ている時にパジャマがはだけたり、エアコンの冷気があたったりすることで
体が冷えて血行が悪くなると、夜中や明け方に足がつりやすくなります。
なので、時間帯の違いというよりは、原因の違いにより
発生の時間帯が変わってしまうのだと思います。
では、足などがつりやすくならないためにどうすればいいのか?
足つりの予防法
足がつらないようにするための予防法を
『日常生活』と『食事』とにわけてお話します。
足をつらなくする予防策5選
- 運動する時は、水分とミネラルを補給し、運動後にもストレッチ
- 日常生活に適度な運動を取り入れる
- 湯船につかり身体を温める(レッグウォーマーなど)
- スニーカーなど履きやすい靴を
- 睡眠不足を予防し、疲れたらマッサージなどを行う
足がつるのを予防する食べ物
つぎの3つを含むたべものを意識するようにしましょう
- ミネラルを含む食べ物
- 血流改善が期待できる食べ物
- タウリンやビタミンB1を含む食べ物
足がつってしまう時の特効薬
色々な予防法を試したけど、どうしても改善しない。
また、この時期だけは足をつりたくない という場合には、漢方薬を上手に活用することも選択肢の1つです。
一般的に、足がつるのに効くとされている漢方薬が芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)エキス顆粒です。
少し長くなってしまいましたが、今日のお話は、ここまでとなります。
そして、いつも『いいね』『コメント』を頂き、本当にありがとうございます。
みなさんの応援が、とても励みになっています。
今日も最後までお聴きいただき、ありがとうございました。
それでは、素敵な一日をお過ごしください。
トライアングル整体の院長、高田がお届けしました。
ではまた。