坐骨神経痛の原因となる病気とは?

坐骨神経痛で悩む方は推定200万人もいると言われています。

そんな症状に悩む方が多い坐骨神経痛の原因となる病気にはいくつかの種類が。

この記事では、そんな坐骨神経痛の原因となる病気について
年間約2,500名が来院される三軒茶屋あおば整体院長が、くわしくお話します。

坐骨神経痛の原因となる病気

坐骨神経痛の原因となりうる代表的な病気は、つぎの7種類です。
それぞれの特徴について説明していきます。

梨状筋症候群
(りじょうきんしょうこうぐん)

梨状筋とは、お尻の骨と足の骨をむすぶ筋肉のこと。
坐骨神経は、この梨状筋の内側を通っています。

そのため、筋肉が固くなった時や運動などで異常が起こると、坐骨神経が圧迫され痛みが発生します。

腰椎椎間板ヘルニア
(ようついついかんばんへるにあ)

腰椎とは背骨の中でも、腰の部分の骨のことをいいます。
この腰の骨と骨を支えるクッションのことを椎間板と呼び、この椎間板が飛びだしてしまうのが、腰椎椎間板ヘルニア。

そして痛みが発生すると、次のような症状が。
・腰やお尻の痛み
・足に力が入らない
・重いものを持つと痛みが大きくなる

この病気の原因は、長時間の悪い姿勢や喫煙などと考えられます。

腰部脊柱管狭窄症
(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)

脊柱とは背骨の別名で、その隙間(脊柱管)に脳から身体へつながる神経があります。
脊柱管狭窄症は、この脊柱管が狭くなることで神経を圧迫し痛みが発生する病気。
年齢を重ねることで脊柱管が狭くなることが下人で、中高年に発症例が多いのが特徴です。

腰椎分離すべり症
(ようついぶんりすべりしょう)

腰の骨が2つに分離してしまう病気です。
身体の柔らかい10代の人に発症例が多いのが特徴。

多くに激しいスポーツなどで無理な姿勢をしたことが原因での発生が多く報告されています。

腰椎変性すべり症
(ようついへんせいすべりしょう)

腰の骨がずれて神経を圧迫してしまう病気。
姿勢が悪く、筋力が低下した中高年の方に発症例が多い。

馬尾腫瘍
(ばびしゅよう)

馬尾神経に腫瘍ができる病気。
腫瘍により神経が圧迫され、痛みが発生します。

子宮筋腫

子宮筋に腫瘍ができる病気で、腫瘍が大きくなることで神経を圧迫し痛みが発生します。