坐骨神経痛と腰椎症の違いについて教えてください。
インターネットの発達によって、身体の不調や病気についての情報が手軽に分かる時代になりました。このような時代背景から、ここ数年とてもよく聞かれるようになった質問です。
坐骨神経痛は、お尻から足にかけて痛みやしびれが発生するのが特徴です。
これに対し腰椎症は、腰の周りの重い感じやだるさ、痛みなどがあるのが特徴です。
そして注意すべきなのが、坐骨神経痛と腰椎症は同時に発生することもあるので、区別がつきにくいということです。
坐骨神経痛は遺伝しますか?
基本的には遺伝しません。
ただし生活習慣に大きな原因があることも多く、同じような体勢(食事やリビングでの過ごし方など)で生活していると、似たような症状を発生する傾向があります。
坐骨神経痛をやわらげる薬はあるのですか?
病院で処方されることが一般的ですが、非ステロイド性消炎鎮痛剤、オピオイド、鎮痛補助剤、ステロイド、麻酔薬などがあります。
坐骨神経痛の治療や予防で、普段気をつけることがあれば教えてください。
その方の症状や生活スタイルに合わせた注意事項がありますが、一般的には次のようなアドバイスをすることが多いです。
- 正しい姿勢を意識する
- 普段からストレッチをして、筋肉や関節をやわらかくする
- 肥満に注意
- 正しい食事を心がける
(たんぱく質など)
坐骨神経痛は完治しますか?一生の付き合いですか?
坐骨神経痛の一般的な原因は、神経の圧迫です。
この圧迫が改善され、生涯にわたり圧迫されない生活を送ることができれば再発はしません。
ただ、現実的には姿勢や日常生活が完璧な100点満点の生活は難しいと思います。なので、症状が改善したあとも定期的なケアをおすすめします。