※こちらの記事は、ラジオ番組『大人の健康教室』の台本を掲載しています。
おはようございます、高田です。
今日も『大人の健康教室』に耳を傾けて頂き
本当にありがとうございます。
この放送は『朝が来るのが楽しみ』そんな人を増やしたい。
こんな想いを持った整体院の院長が、毎朝7時にお届けしています。
毎週土曜日は、本の紹介をしています。
今日ご紹介したいのが『慢性痛は治ります』という本です。
そして、今回の本はちょっと難しい。
ちょっと治療家目線の内容も多いので、興味がある方は。。。
という感じになってしまうのですが、それでも紹介したいんです。
まず著者が北原雅樹(きたはらまさき)先生といって
横浜市立大学付属市民総合医療センターというところで
ペインクリニックの診療教授をされている先生です。
そして私が信頼(尊敬)するドクターのお一人でもあります。
私なんかが尊敬しているからすごいという訳ではないのですが(笑)
今日は私が、なぜ尊敬しているのか。
そしてこの本を紹介したい理由についても、お話していきます。
ぜひ、最後まで楽しんで聴いて頂けると嬉しいです。
2,000万人が悩む慢性痛
今回は慢性痛というテーマの本の紹介なのですが、
そもそも慢性痛ってという方もいると思うので
痛みについての医学の教科書上の説明だとこうなります。
痛みには2種類あります。
急性痛と呼ばれる、けがや病気が原因で一時的に生じる痛みは、原因から身体を守る反応の一つです。
痛みに気づくことで、治療のきっかけとなり、原因になっているけがや病気が解消すれば、痛みもなくなります。
もう一つの慢性痛は、急性痛の治療をした後も3か月~6か月以上もの間、痛みが続き、日常生活に支障を来すこともあります。
簡単にいってしまうと、ケガなどが治ったにもかからず、
それでも続いている痛みのこと。
整体院に置き換えると、一旦楽になるんだけど、またすぐに痛みやコリが
こんなケースになります。
という前提を理解していただいた上で、
この本の最後に北原先生のこんな言葉が掲載されています。
日本ほど慢性痛の持病が多くて、しかも慢性痛を治療していない国はありません。
たかが慢性痛、されど慢性痛です。
慢性痛をきちんと治療することは、長寿大国日本にとっては、
実はとても大きなことなのです。
あなたはこの言葉を聞いてどう感じましたか?
私も北原先生の考えには大賛成で、私なりに慢性痛を治すことを
言葉にしたのが『朝がくるのが楽しみ』そんな人を増やしたいなんです。
そして、この本はざっくりとこんなことが書かれています。
・なぜ、一生ものの痛みになってしまうのか
・急性痛と慢性痛では治療法が違う
・多くの医師が『痛み』を治そうとしなくなった理由
・肩の痛みの原因が肩にあるとは限らない
もしこんなことに興味があれば、ちょっと難しい医療用語も出てきますが
ぜひ読んでみてはいかがでしょうか?
そしていつものごとく、と言いたいところなのですが
ちょっとマニアックな本なので図書館によっては無いところもあるかもです。
ということで、今日のお話は、ここまでとなります。
そして、いつも『いいね』『コメント』を頂き、
本当にありがとうございます。
みなさんの応援が、とても励みになっています。
今日も最後までお聴きいただき、ありがとうございました。
それでは、素敵な一日をお過ごしください。
トライアングル整体の院長、高田がお届けしました。
ではまた。