『わたしは、自律神経失調症なのかな?』
そう感じたとしても判断はなかなか難しいもの。
そこで本記事では『自律神経失調症の症状』と『自律神経失調症のセルフチェック』この2つについてお話します。
自律神経は全身のいろいろな臓器の働きと大きく関わる神経。
そのバランスが崩れると、あなたの身体に大きなダメージが。
その代表的な症状は、こちらの図のようなもの。
このように、さまざまな症状となって表れますが、大きな特徴として
- 症状の程度は、とても個人差が大きい
- 身体的な影響と精神的な影響の2種類がある
また、心と身体の両方に症状が発生する場合もあり、これを心身相関と言ったりします。
つぎに、症状の特徴をくわしくみていきましょう。
自律神経失調症が疑わしい症状
自律神経失調症かも? と思った際に、まず病院(内科)を受診される方が多いでしょう。
自律神経失調症が疑わしい症状の特徴はつぎの通り。
- ストレスと大きな関係がある
- 複数の疑わしい症状がある
- 薬の効果を感じられていない
そして、自律神経失調症であれば
- ストレスの問題
- 生活習慣の問題
- 女性ホルモンの問題
などが考えられます。
自律神経失調症が疑われる大きなポイントは『複数の症状が重なっていること』
では、病院で自律神経失調症を診断するためにどのような検査があるのか? についてみていきましょう。
自律神経失調症の検査について
残念ながら、自律神経失調症を判断する明確な検査法はありません。
しかし、それでは病院は診断できないため自律神経の働きを確認するのに
- ヘッドアップティルト試験
- 主ロング規律試験
- 眼球圧迫試験
- バルサルバ呼吸試験
- 寒冷昇圧試験
などの検査をするケースが多いのですが
- 非常に時間がかかる
- 病気を判断するだけで治療法ではない
などの理由から『問診を中心に診断』となるケースが多いです。
と、このような話をすると必ず『先生、自分で簡単にチェックする方法は?』と聞かれます。
そこで、セルフチェックについて動画でお話しています。
ぜひ参考になさってください。
自律神経が乱れ発生する不調は、病院で治療を受けても改善されないケースも。その理由は複数ある原因にアプローチできていないから。そこで三軒茶屋の整体院長が自律神経の不調原因・種類・対応方法などを分かりやすく解説します。