頭痛の原因と症状

頭痛は、誰でも経験することがある身近な症状です。
しかし、頭痛がなかなか治らなかったり頭痛がたびかさなって起こる場合は、その原因を知ることが大切です。

この記事では、臨床経験13年のあおば整体院の院長が、頭痛の症状と原因についてわかりやすくお話します。


この記事を書いている人
高田 勝博

整体師 高田 勝博

三軒茶屋あおば整体院 院長
JACM認定カイロプラクター

代表的な頭痛の種類は、つぎの7つになります。

  1. 突然激しい頭痛が起こる『片頭痛
  2. 頭全体がズキズキ痛む『緊張型頭痛
  3. 頭の一部分がズキズキ痛む『群発頭痛
  4. 肩こりからくる頭痛
  5. 食べ物が原因の頭痛
  6. 病気が原因の頭痛
  7. 頭痛薬の飲みすぎによる頭痛

それぞれ、くわしく解説します。

突然激しい頭痛が起こる『片頭痛』

片頭痛は、突然激しい頭痛が起こり、吐き気や光や音に敏感になることがあります。
原因は、血管が収縮・拡張を繰り返すことで、脳内の神経が刺激されることが考えられます。ストレス疲れ食べもの睡眠不足などが引き金になることがあります。

※片頭痛(偏頭痛)についてくわしく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

頭全体がズキズキ痛む『緊張型頭痛』

緊張型頭痛は、頭全体が鈍痛や圧迫感があり、肩こりや首のこりも合併することがあります。
原因は、ストレス姿勢の悪さ目の疲れなどが考えられます。特に、長時間同じ姿勢で作業をしていると緊張型頭痛を引き起こすことが多いです。

※緊張型頭痛について、くわしく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

頭の一部分がズキズキ痛む『群発頭痛』

群発頭痛は、頭の一部分が激しくズキズキ痛むことが特徴です。痛みが激しく、目が赤くなることもあります。
原因は、脳内の神経が刺激されることが考えられます。ストレス睡眠不足飲酒などが引き金になることがあります。

※群発頭痛について、くわしく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

肩こりからくる頭痛

肩こりは、首や肩の筋肉が緊張し、血流が悪くなることで頭痛を引き起こすことがあります。ストレッチやマッサージなどで肩こりを緩和することで、頭痛も改善することができます。

※肩こりについて、くわしく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

食べ物が原因の頭痛

食べ物には、頭痛を引き起こす成分が含まれていることがあります。
例えば、チーズや赤ワインに含まれるチラミンや、チョコレートに含まれるテオブロミンは、頭痛を引き起こすことがあります。また、アルコールに含まれる成分も頭痛の原因になることがあります。
食べ物による頭痛を防ぐためには、自分にとって引き金となる食べ物を知っておき、控えることが大切です。

病気が原因の頭痛

頭痛の原因として、病気があげられます。
脳腫瘍脳動脈瘤は、頭痛を引き起こすことがあります。ただし、これらの病気が原因で頭痛が起こることは非常にまれで、他の症状も合わせて考える必要があります。

頭痛薬の飲みすぎによる頭痛

頭痛薬を過剰に摂取することで、逆に頭痛を引き起こすことがあります。頭痛薬は、痛みを和らげるために使うものであり、常に使用すると効果が減ってしまうことがあります。頭痛薬を適切に使用することが大切です。

※頭痛薬の飲みすぎによる頭痛について、くわしく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

まとめ

頭痛は、私たちの日常生活に大きな影響を与える症状のひとつです。
原因を知り、適切な対処法をすることで、頭痛によるストレスを軽減することができます。しかし、頭痛が長期間続く場合や、他の症状も合わせて現れる場合は、医師に相談することをおすすめします。